むし歯が「感染症だ」ということをご存じですか??
むし歯菌は生まれたての赤ちゃんには存在しないんです。
それではどこで人はむし歯に感染するんでしょう???
答えはお母さん、お父さんからがほとんど。
「私が歯が悪いからこの子も悪くなるか心配で」という親御さんはたくさんいらっしゃいます。→その通りで親御さんが虫歯が多い場合お子さんもむし歯の傾向があります。
また親子では食生活習慣がとても似ています。
例えば甘いものが好きでくつろぐごとにちょこっと甘いものを食べるなど、
このごとでむし歯ができてしまうのです。
ではむし歯菌の感染はいつ起きるのでしょうか、歯が初めに生えるのが生後6か月です。
感染がおこるのは主に生後1歳7か月から2歳7か月と言われています。
この時期感染しやすい時期を感染の窓といいます。
実際感染を止めるには同じスプーンを使わないとか同じ食器をつかわないとかいろいろなことが言われていますが、
親御さんの口腔内の細菌、むし歯を減らすことが重要です。
むし歯菌の感染を恐れるあまりスプーンの共有はともかく親子のスキンシップまで我慢してしまうのはいかがなものでしょう。
そこで当院ではお子様とのスキンシップを楽しみつつ親子感染を抑えられるように
親御様にお口をきれいにすることをお勧めしています。
20代~40代は子育てなどでとても忙しくご自身の歯のことはつい後回しですよね。
お子様だけでなく、ご自身もお口をきれいにしむし歯を予防しましょう。